12月11日(月)日本時間午前1時30分キックオフの第16節、スパーズ(5位)対ニューキャッスル(7位)がTottenham Hotspur Stadiumで行われた。
リシャリソンや、サールが手術、怪我から戻ってきたスパーズの先発は、左にソン、トップにリシャリソン、右にジョンソン、中盤は、クルゼフスキ、ビスマ、サールが先発出場した。
試合が動いたのは、前半26分。ソン・フンミンがボックス内で縦に仕掛けて、中に折り返したボールを左サイドバックのウドジェが押し込みスパーズが先制した。
これまでも、攻撃の機転となっていたウドジェは今シーズンの初得点をマーク。
高い位置でのハイプレスが、ここ最近の試合だと一番ハマった今日の試合は、ニューキャスルに攻撃の隙を与えることなく、高い位置でボールを奪うとキレのいいカウンターで何度もチャンスをメイクした。
先制点を取るも、逆転負けをする試合が続いていた、スパーズにとって追加点を取り、試合をキメきることはチームの課題でもあった。
その課題であった追加点は、前半38分、1点目と同じく、左のソン・フンミンが、ニューキャッスルのディフェンダー、トリッピアーとの一対一を制し、素早くあげたクロスをリシャリソンがゴールの右端に沈めて待望の追加点も入れ、前半を折り返した。
後半は、ニューキャッスルにボールを持たれる場面も多くなったが、ボールを奪った後のカウンターは、後半も勢いを落とすことなく、迫力のある場面をいくつも作り出した。
後半60分には、ペドロ・ポロがハーフラインを少しすぎたあたりから、前線のリチャリソンとキーパーの間に落とす制度の高いロングクロスを上げ、最後は、リシャリソンがディフェンダーに寄せられながらも、キーパーの股を抜いたシュートで3点目を追加した。
後半85分には、ゴール前に抜け出したソン・フンミンを相手ゴールキーパーのファールを誘い、PKを獲得。
冷静にゴールの左隅に決め、試合を決める4点目を追加した。
このゴールでソン・フンミンは今シーズン10点目となり、8シーズン連続の2桁得点となった。
試合終了間際の、後半ロスタイムに73分に、サールと交代して入ったホイビュアのパスミスからが失点に繋がり、ジョエリントンがゴールを決めて、ニューキャッスルが1点を返した。
試合はそのまた、4対1でホームスパーズが勝利した。最後の失点は頂けないが、昨シーズン悔しい惨敗を喫したニューキャッスルに対しての今日の勝利は大きいのではないか。
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